青汁と聞くと「野菜不足の解消に良い」と思われる方も多いのではないでしょうか。実は青汁には野菜不足の解消はもちろん、ほかにも嬉しい成分が豊富に含まれています。
ここでは青汁の成分やその役割、摂取にあたって気をつけたいポイントなどを紹介しています。
青汁にはどんな効果がある？
青汁は一般的に健康効果が期待できるといわれている食品です。多くの青汁は原材料に「大麦若葉」や「明日葉」「ケール」「桑の葉」の４つが使用され、これらには以下のような成分が含まれています。
- 大麦若葉：食物繊維、カリウム、カルシウム、β-カロテン、ビタミンCなど
- 明日葉：食物繊維、β-カロテン、ビタミンE、ビタミンＫ、カリウム、リンなど
- ケール：カリウム、カルシウム、β-カロテン、ビタミンC、葉酸、リンなど
- 桑の葉：食物繊維、カロテン、カルシウム、カリウムなど
特に食物繊維は「第６の栄養素」とも呼ばれる成分で、体の中にある不要な物質を外へ排出してくれる役割があります。また、コレステロール値を低下させる作用や糖質の吸収を抑制する作用など、ダイエット効果を期待できる作用を持つ非常に優れた成分です。
またβ-カロテン（ビタミンA）やビタミンCをはじめとするビタミン類は体の調子を整える効果があります。そのほかにもむくみを予防するカリウムなど、青汁には毎日の健康維持に役立つ成分が豊富に含まれています。
青汁の健康効果は「降圧作用」や「動脈硬化の予防」「便秘解消」「美容効果」などが挙げられます。
降圧作用
降圧作用とは血圧を下げる作用です。青汁に含まれる成分は摂りすぎてしまった塩分など、不要な物質を体外に排出してくれます。
動脈硬化の予防
青汁に含まれる栄養素は動脈硬化や脂肪肝などの生活習慣病を予防する効果があります。
便秘解消
青汁といえば食物繊維が摂れるというイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。青汁に含まれる食物繊維には腸内環境を整えてくれる効果があります。食物繊維は腸を刺激したり、善玉菌のエサとなりお腹の調子を整えます。お腹の調子が整うと、便通が良くなり、太りにくい体質に変わっていきます。
美容効果
青汁には、ビタミン類、亜鉛や鉄などのミネラル類が豊富に含まれているため、美肌効果が期待できます。また、肌の炎症や老化を予防する抗酸化作用がある栄養素も豊富なため、肌荒れの予防にも効果的です。
青汁に副作用はある？
副作用とは、医薬品あるいは医療的処置によって生じる、副次的あるいは望ましくない作用を指します。青汁は食品なので、お薬のような副作用はありません。しかし、どれだけ健康に良い食品であろうとも摂りすぎは禁物です。
青汁には不要な物質を体外に排出する「食物繊維」が多く含まれているため、過剰に摂取してしまうと腹痛や下痢、嘔吐の原因となるおそれがあります。また、過剰摂取によって不要な物質だけでなく、たんぱく質やミネラル分といった必要な物質までも排出してしまい「ミネラル欠乏症」を引き起こす可能性があります。
健康になりたいと一度に過剰摂取しても、体に栄養を蓄えられないので、毎日コツコツと続けていきましょう。
青汁を飲んではいけない人は？
青汁は手軽に野菜不足が解消できる非常に優れた食品ですが、なかには摂取にあたり注意が必要な人もいます。
抗血栓薬（血液をサラサラにする薬）を飲んでいる人
特に気をつけていただきたいのが、抗血栓薬の１つである「ワルファリン」を飲んでいる方です。ワルファリンには、血液をサラサラにして血栓ができるのを防ぐ作用があります。
しかし、青汁にはビタミンＫが豊富に含まれており、このビタミンＫには血液を固まらせる働きがあるため、ワルファリンを服用中の方が青汁を飲むと、ワルファリンの持つ効果を減弱させてしまいます。
人工透析を受けている方や重度の腎機能障害がある方
青汁のベースとなる大麦若葉には生命維持に欠かせない成分である「カリウム」が豊富に含まれています。しかし、人工透析を受けていたり、腎臓の機能が低下していたりすると、カリウムの排泄が減少し体内に蓄積されやすくなるため、腎臓が悪い方は「高カリウム血症」を引き起こす可能性があります。
Ｃ型肝炎の人
貧血予防に最適な鉄分もＣ型肝炎の人は注意が必要です。体内には不足に備えて鉄が蓄えられていますが、Ｃ型肝炎の人はこの鉄が必要以上に多く蓄えられているため、青汁による鉄分の過剰摂取によって肝細胞が傷つけられるおそれがあります。
また、過去には青汁を飲んで薬物性肝障害（薬剤性肝障害）を引き起こしたという発症例もあります。倦怠感や食欲不振、吐き気や嘔吐などの症状がみられる場合はただちに摂取を中止し、速やかに受診しましょう。
上記に当てはまる人だけではなく、小さなお子さまや体質の変わりやすい妊娠・授乳中の方、高齢者の方は摂取にあたり注意が必要です。また、持病のある人やお薬を服用中の人など、ご不安な方は事前にかかりつけの医師へのご相談をおすすめします。
青汁を飲み続けた人の体験談をツイッター・インスタグラム等のSNSから紹介
この伊藤園の青汁浮腫と便秘にいいと聞いて買ってみたけどほんとにいい、一日学校で座ってパンパンの超浮腫体質の私の脚が若干軽くなったって感じた🩰&飲んでしばらくしたら💩出た笑笑笑笑しかもめっっちゃ飲みやすいの、青汁とか🍵系がホント苦手な私でも全っぜん嫌な感じせず飲めたからオススメ!!♡ pic.twitter.com/jlcnCiKBDM
— ろちゃ (@1623mm) October 24, 2022
「1日1個のりんごは医者を遠ざける」ときいて最近は朝起きたらストレートのりんごジュースに青汁をいれて飲んでるんだけど、肌と腸の調子が良すぎる。朝はデトックスの時間だし、ジュースからゆっくり胃腸を動かすようにしてビタミン、ミネラルを摂取してる
— さつまりこ (@4i1Pf4Ob9txDqCW) August 17, 2021
ダイエットの栄養補助
今日から青汁飲む。
以前飲んでいた時にダイエット中でも肌艶がよかったので久々に青汁を買ってみた。
これは水に溶けるの早くて味はすっきり系で飲みやすい。
私は濃いめが好きだからさっそく来月分も探してる。
明日は青汁豆乳にするんだ pic.twitter.com/6HcNWCzNMe— ひろの (@hirono1122make) August 22, 2022
おすすめの青汁は佐藤園のクアトロ青汁
初めて青汁を飲むという方におすすめしたいのが佐藤園の『クアトロ青汁』
一番のおすすめポイントは日本初４つの機能をもつ機能性表示食品の青汁という点です。「血圧が高めな方の血圧を下げる」「食後血糖値の上昇を抑制する」「食後中性脂肪の上昇を抑制する」「おなかの調子を整える」と、『クアトロ青汁』１つで４つの悩みをケアできます。
また、健康に良いとわかっていても続けにくいのが青汁の難点。ドリンクタイプは手軽だけどスペースをとるし、持ち運びには不便ですよね。佐藤園の『クアトロ青汁』は溶かして飲むだけの粉タイプなので持ち運びにも便利で続けやすいのがポイントです。
それになんといってもお茶屋が味にこだわって作っているので青汁独特の飲みにくさも軽減されています。
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