ダイエットや美容を目的のため、青汁について調べた経験のある方は「フルーツ青汁」を耳にした方も多いのではないでしょうか。
なんとなく通常の青汁よりも飲みやすそうな印象を受けるフルーツ青汁ですが、実際にはどのようなものなのか、詳しくお話したいと思います。
フルーツ青汁とは?原料や成分を紹介
青汁と聞くと「青くささが苦手」「苦くて飲みにくい」「毎日続けるのは難しそう」というマイナスなイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。従来は「健康のためなら多少まずくても仕方がない」と思われていた青汁ですが、そんなイメージを一気に払拭したのがこの『フルーツ青汁』。
フルーツ青汁には、果物の果汁または粉末が配合されていて、そのフルーティーな味わいが特徴です。
入っている原料や成分はメーカーによってさまざまですが、一般的にフルーツ青汁の原材料は「大麦若葉」や「明日葉」「ケール」「桑の葉」などがベースになっている商品が多いです。これらには以下のような成分が含まれています。
- 大麦若葉:食物繊維、カリウム、カルシウム、β-カロテン、ビタミンCなど
- 明日葉:食物繊維、β-カロテン、ビタミンE、ビタミンK、カリウム、リンなど
- ケール:カリウム、カルシウム、β-カロテン、ビタミンC、葉酸、リンなど
- 桑の葉:食物繊維、カロテン、カルシウム、カリウムなど
特に食物繊維は「第6の栄養素」とも呼ばれる成分で、体の中にある不要な物質を外へ排出してくれる嬉しい役割があります。また、コレステロール値を低下させる作用や糖質の吸収を抑制する作用など、ダイエット効果を期待できる作用を持つ非常に優れた成分です。
フルーツ青汁には、バナナやオレンジ、レモン、リンゴなど、メーカーによってさまざまな果物の果汁または粉末が使用されています。「とにかく飲みやすさや味にこだわりたい」という方は好みの果実がベースとなったフルーツ青汁を、「ダイエット目的で摂取したい」という方は低カロリーなものを選ぶなど、目的やライフスタイルに合ったフルーツ青汁を試してみてください。
また、フルーツ青汁は通常の青汁と比べて食物アレルギーの原因物質が含まれている可能性が高い傾向があります。リンゴやバナナ、キウイ、桃などの食物アレルギーをお持ちの方は、事前に商品表示をしっかり確認するようにしましょう。
フルーツ青汁の効果的な飲み方とは?
青汁はお薬ではないので、基本的に飲む時間やタイミングは決まっていません。しかし、毎日コツコツ続けていくためにも飲む時間を決めておくのは大事なポイントです。また、目的別に効果的な摂取のタイミングもあります。
効率的に栄養成分を摂取したい場合は朝食時
朝食時は一日の中で最も栄養を吸収しやすいタイミングです。健康・美容目的で青汁を飲みたい方、妊娠中の方、お子さまにおすすめです。
ダイエット目的の場合は夕食時
遅い時間の食事は脂肪を溜めこみやすいといわれています。そのため夕食をフルーツ青汁に置き換える置き換えダイエットは非常に効果的です。最初から夕食をすべてフルーツ青汁に置き換えるのは難しいので、「昼食を食べすぎてしまった日はフルーツ青汁に置き換える」や「夕食の2品をフルーツ青汁に置き換える」など、ストレスにならないよう少しずつ取り入れていくのがおすすめです。
便秘予防の場合は起床後すぐ
起床後すぐに青汁を摂取すると胃腸の働きが活発になり、スムーズな排便を促す効果が期待できます。
フルーツ青汁は毎日継続して飲み続けることで実感につながります。習慣化するためにも自分に合った摂取のタイミングを見つけて、無理なく続けていきましょう。
各社のフルーツ青汁を紹介
インターネットで「フルーツ青汁」と検索するとさまざまなメーカーの商品が目に飛び込んできます。ここでは目的別におすすめのフルーツ青汁を6つ、紹介します。
ストレスなく飲み続けたい方や家族で飲みたい方へ
◆ヤクルトヘルスフーズ『朝のフルーツ青汁』
公式サイト:https://www.yakult-hf.co.jp/products/aojiru/fruitaojiru.html
主要原材料:大麦若葉
主に含まれる野菜またはフルーツ:リンゴ、バナナ
フルーティーな味わいでおいしく続けられる大麦若葉がベースのフルーツ青汁です。ビタミンCやβ-カロテンといった体に嬉しい栄養素を、1杯で摂取できます。また、畑から製法までこだわった大麦若葉を使用しており、保存料や着色料も一切使用されていないので家族の健康のために取り入れるのも安心です。
ダイエットや美容目的の方へ
◆DearEat『フルーツ青汁』
主要原材料:大麦若葉、明日葉、ケール
主に含まれる野菜またはフルーツ:ドラゴンフルーツ
ダイエットや美容目的でフルーツ青汁を取り入れようとしている方におすすめしたいのがDearEat『フルーツ青汁』。22種類の野菜と23種類のフルーツに加え、ヒアルロン酸やプラセンタなど美容に嬉しい成分がたっぷり入っています。また16種の雑穀の食物繊維がおなかの調子を整えて、内側からのキレイを導いてくれます。
◆ Asahi『フルーツ酵素青汁』
主要原材料:大麦若葉、ケール
主に含まれる野菜またはフルーツ:リンゴ、桃
九州産の大麦若葉やケールに48種類の植物発酵エキス、乳酸菌、活性型酵素を配合したAsahi『フルーツ酵素青汁』。ヒアルロン酸やプラセンタエキスなどの美容成分も含まれているので、美肌効果を求めたい方にもおすすめできます。水で割ると後味に青くささが残ると口コミがありますが、牛乳や豆乳で割るのとフルーツシェイクのような味わいになって飲みやすいようです。
おなかの調子が気になる方へ
◆My Natura『フルーツモリンガ青汁』
主要原材料:大麦若葉
主に含まれる野菜またはフルーツ:リンゴ
My Naturaの『フルーツモリンガ青汁』は、リンゴ風味の爽やかな味わいとカロリーの低さが魅力の商品です。モリンガとは「奇跡の木」「生命の木」と呼ばれるインド原産の植物で、ビタミン類13種類以上を含んでいるほか、食物繊維や葉酸など豊富な栄養素を含んでいます。また、ヨーグルト100杯分相当の乳酸菌を含んでいるため、おなかの調子を整えたい方にもおすすめです。
◆ハーブ健康本舗『モリモリスリムフルーティー青汁』
主要原材料:大麦若葉
主に含まれる野菜またはフルーツ:バナナ、山芋
九州産の朝摘み大麦若葉をベースに厳選した40種類の野菜やフルーツ、ハーブを配合したハーブ健康本舗『モリモリスリムフルーティー青汁』。「野菜不足」と「すっきり気分」をWでサポートしてくれる、一石二鳥のおいしいフルーツ青汁です。生きて腸まで届く乳酸菌が配合されているのも嬉しいですね。
お子さまの健康が気になる方へ
◆ルーティ『こどもフルーツ青汁 黄色の恵み』
主要原材料:大麦若葉
主に含まれる野菜またはフルーツ:パイナップル、リンゴ
お子さまの野菜嫌いや野菜不足が気になる方におすすめしたいのが『こどもフルーツ青汁 黄色の恵み』。主成分には苦みの少ない大麦若葉を使用しています。パイナップルやリンゴなど8種類のフルーツと野菜を中心とした40種類の食物原料を使用していて、味は「トロピカルミックス味」とお子さまの健康に寄り添ったフルーツ青汁です。ぜひ、毎日の食事にプラスして日々の野菜不足解消にお役立てください。
青汁といえば「青くささが苦手」「苦くて飲みにくい」「毎日続けるのは難しそう」というマイナスな印象をガラっと変えたフルーツ青汁。健康や美容の維持のためにも毎日続けることが大切なので、コスト面や目的、配合成分や好みの味わいなどから飲み続けられるフルーツ青汁を選んでみてください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー高血圧・中性脂肪・血糖値・毎日のお通じの改善が期待できる話題の青汁がオススメ★
コメント