青汁と抹茶の違いは?それぞれの特徴や違いについて解説

青汁豆知識

様々なバリエーション展開がされている青汁ですが、近年では抹茶風味な青汁なども見かけるようになりました。抹茶とは元々栄養素が含まれている製品なのか?という疑問もあるかと思います。

もしかすると、青汁と抹茶どちらも飲めば効果があるのではないか。という考えを持つ人も多いことから、今回は青汁と抹茶の違いについて、抹茶の特性についてご紹介していきたいと思います。

抹茶と青汁の特徴について

青汁と抹茶は粉末というイメージ、色などのイメージから非常に似ているように思えますが、全く異なった製品だということです。

青汁と抹茶の違いについて

様々な意見があり、Yahoo!知恵袋などでも、青汁と抹茶の違いはなんだ?という疑問を持っている人も多いのですが、回答が間違っているケースもチラホラと見かけます。

こんな質問・回答がされています:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1463126464

原料・成分の違いとは?

抹茶はてん茶というお茶を細かく挽いて作られるお茶で、粉状にしたもののことを言い、ビタミンA、C、Eやミネラル、カテキンやカフェインなど豊富な栄養素が含まれています。

抹茶の原産地は青汁とは異なり、以下のように主な茶産地も限られていることで有名です。

京都の宇治や愛知県西尾市周辺が主要な抹茶の産地
抹茶の産地として有名な宇治は京都の南部に位置し、宇治で生産されるお茶は宇治茶と呼ばれています。宇治茶の栽培は鎌倉時代からはじまり、現在の煎茶づくりのもととなる手もみ製法を開発するなど日本のお茶文化に深く関わった茶産地。

参考:日本のお茶ガイド

一方青汁は、ケールや大麦若葉、明日葉など葉物野菜が主な原材料となっており、亜鉛やカリウム、マグネシウム、食物繊維、ビタミン類など多くの栄養素が入っています。製品によって栄養素が大きく変わることもある青汁では一概には言えません。

栄養素の違い

青汁で特徴的な栄養素といえば、食物繊維が豊富に入っていることや、ビタミンなどの美容効果が高い成分が入っていることからも、腸内環境を整えることができる成分が含まれています。中にはトクホ製品として、コレステロール値改善や血糖値改善などに特化した製品も存在します。

一方で抹茶は青汁とは異なった成分となっており、特徴的な成分としては「カフェイン」「カテキン」「メラトニン」「カルコン」などが挙げられます。

カフェインはコーヒーなどと同様で眠気を覚ます効果があるだけではなく、脂肪を燃焼させる効果もあり、アルツハイマー病の予防も期待できる効果があるとされています。

抹茶を苦いと感じる理由でもあるカテキンでは、体脂肪低下作用、悪玉コレステロール低下作用などの効果が期待できるほか、抗酸化作用、抗ウイルス作用もあることから、殺菌作用も入っているので、免疫力が低下している人にはおすすめできるでしょう。

脳内の松果体において生合成されるホルモンであるメラトニンは、生体リズム調節に重要な役割を果たしていると言われており、睡眠・覚醒リズムやホルモン分泌リズムなどの概日リズム(サーカディアンリズム)の調整作用があるとされています。

カルコンとは
抗菌、抗酸化、抗炎症性作用があるといわれているだけでなく、血栓ができるのを抑えたり、内臓脂肪を解消する作用があるとも考えられています。
また、動物実験において、血糖の上昇を抑制したり、糖尿病の発症を抑える効果が認められています。このことから、人においても、血糖値上昇を抑え、細胞にブドウ糖を取り込むことを促す、インスリンと似た働きをすると期待されています。

参考:https://www.bee-lab.jp/

このように青汁には含まれていない抹茶特有の栄養素が含まれているのです。

健康効果の違い

上記のように栄養素の違い、原料の違いから健康効果も異なってきます。かといって青汁も抹茶も健康的なメリットが多く含まれた飲み物となっています。

形状や状態の違い

青汁と抹茶では形状や状態が異なっていることも覚えておきましょう。

青汁は主に「粉末タイプ」「液体タイプ」「錠剤タイプ」「ゼリータイプ」の4種類に分類されています。それぞれの形状で、製法が異なっていることから、効果が異なることも多いです。

一方抹茶では基本は粉末タイプと液体タイプの2種類となっています。しかし抹茶に関しては、様々な料理やデザートで使われることが多いので、状態のバリエーションは非常に多いと言えるでしょう。

青汁と抹茶の相性について

青汁と抹茶では原料や栄養素は異なっているものの、昔から多くの人に愛飲されてきている日本独特の健康的な飲み物です。しかし、この両者とも相性は非常に良いことでも知られています。

現在の青汁の風味をまろやかにする為に抹茶を使用した抹茶風味の青汁の展開も多くなってきていることも相性の良さからだということが分かります。ただ1つ言えることは抹茶に関してはカフェインが入っているので、飲みすぎてしまうとカフェインの効果から寝付けなくなる、またカフェイン中毒になる可能性があるので、青汁同様に過剰摂取は気をつけておきましょう。

おすすめの抹茶入り(抹茶風味)青汁商品

以下では抹茶入り(抹茶風味)のおすすめな青汁をご紹介しています。

山本漢方製薬 大麦若葉粉末 青汁 お抹茶風味

公式サイト:https://www.kanpo-yamamoto.com/shop/detail.php?pid=49

水に溶けやすい超微粉末にしたおいしい青汁として愛されている製品で、匂いや味にくせがなく、素材本来のシンプルな味と香りは、純度100%の抹茶風味からきているもの。飲みやすさに評価の高い青汁です。

【わかさ】わかさの青汁(抹茶風味)

公式サイト:https://shop.wakasa.jp/products/aojiru

青汁の様々な栄養素にブルーベリー葉のエキスも配合していることから、野菜不足が気になる方にとっては嬉しいビタミンも多く摂取することができる抹茶風味の青汁です。毎日飲んでも飽きないというコメントもあるほどに風味がまろやかになっています。

【KOWA】極上 宇治抹茶青汁

公式サイト:https://www.happiness-direct.com/shop/g/g502802/

直射日光をさえぎった覆下(おおいした)茶園で育てられ、蒸して丹念にひいた逸品と言われている「松北園」で生まれた抹茶を使用しており、抹茶へのこだわりが感じられる珍しい青汁です。

収穫した素材をまるごと粉砕する「超微粉砕製法」という製法で造られていることから、食物繊維など素材に含まれる栄養素はそのままに、口当たりがなめらかで飲みやすい青汁に仕上げられています。

まとめ

青汁と抹茶は全く異なる飲み物だということでしたが、どちらも健康的なメリットが豊富な飲み物であり、それぞれで期待できる効果が異なっています。

どちらも非常に魅力的かつ健康的な日本伝統の飲み物であり、継続して飲み続けることで効果が期待できるものです。青汁を液体として飲むことができなかった人は、抹茶入りの青汁を試してみてはいかがでしょうか!

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