青汁の主成分『大麦若葉』の栄養と健康効果を紹介

青汁の効果や飲み方

青汁は全てが同じ原材料が使用されているものではなく、メーカーや効果別で様々な原材料が使用されています。そのことからも、自身で気になっている効果、期待したい効果によって青汁を選ぶことが重要です。

今回は、青汁の原材料で使用されることも多い「大麦若葉」の概要・特性などをご紹介していきたいと思います。

大麦若葉とは?

大麦若葉は、イネ科の植物である大麦の若い葉、大麦が穂をつける前の20~30cmに生育した新鮮な若葉を収穫した部分のことを意味します。因みに、世界で最も古くから栽培されていた作物のひとつとも言われています。

大麦若葉の効果・効能

大麦若葉には数多くの身体へのメリットが含まれている為重宝されている原材料でもあります。

特に「鉄分・亜鉛」「カルシウム」「ミネラル」が豊富など、日々の生活に欠かせない大事な無機質を非常にバランス良く摂取することができるだけではなく、ビタミンも豊富に含まれていることから身体を丈夫にしてくれると共に免疫力も高めてくれます。

そして大麦には水溶性食物繊維の「大麦β-グルカン」がたくさん含まれていることもあり、高血圧・高コレステロールのケアが期待できます。

高血圧・高コレステロールの改善

大麦若葉に多く含まれているSOD酵素(スーパーオキシドズムスターゼ)という成分では、活性酸素を取り除く抗酸化作用があるとされているので、生活習慣病の予防効果が期待できます。

抗酸化作用

シルバーアクセサリーなどが酸化して茶色く錆びたり、果物が酸化して茶色く変色して腐ると同様に人間のカラダも酸化します。カラダが酸化すると、カラダの老化や血管の老化が進んだり、シミやシワ、肌あれなどの肌トラブルが起こったり、生活習慣病やがんの引き金になったりと、さまざまなトラブルの原因になると言われています。

抗酸化は、これらの元凶となる身体の酸化を抑えるということを言います。

栄養補給

不足しがちな栄養素を効率よく摂取できるおすすめの素材でもあり、ビタミン・ミネラル・食物繊維などの栄養素が豊富に含まれています。特に野菜不足になりがちな人におすすめな原材料です。

便秘解消

ブロッコリーやほうれん草などの野菜よりも豊富に食物繊維が含まれています。
食物繊維はお腹の調子を整え便秘を予防するとされており、便秘気味の人にピッタリな栄養素となっています。

ダイエット

便秘解消という効果が期待できること、食物繊維が豊富な原料であることからも、糖質が含まれていない大麦若葉の青汁では、必要な栄養素をたっぷりと摂取しながらダイエットすることができるので、おすすめです。

生活習慣病の改善

コレステロール値の改善にも繋がる成分が含まれていることからも、生活習慣病の予防につながる可能性が高いとされています。

大麦若葉に多く含まれる栄養成分

食物繊維が豊富なことで有名な大麦若葉ですが、それだけではない栄養素がたっぷりと含まれているからこそ、様々なメーカーの青汁に採用されているのです。

食物繊維

・便通や腸内環境を整える効果
・血糖値の上昇を緩やかにする働きが期待できる

*大麦若葉にはごぼうの約8倍もの食物繊維が含まれており、青汁の原材料で使用されていることも多いケールと比較しても食物繊維が多い原材料となっています。

鉄分

・赤血球を作る働きがある
・貧血予防に必要

上記のことからも、朝起きられない、立ちくらみがするなどの低血圧な人や、妊婦さんにはおすすめな原材料となっています。

SOD酵素

・活性酸素を除去する抗酸化作用がある
・動脈硬化等にも効果がある

クロロフィル

・抗酸化作用でコレステロールを下げる
・ガン予防にも関与
・造血作用や解毒作用もある

カリウム

・水分とともに余分なナトリウムと水を排出し、高血圧を予防する働きがある
・体内の塩分と水分の量を調整する効果

ビタミンC

・疲労回復に最適な栄養素
・抵抗力を高める効果がある
・日焼けの予防や肌の調子を整える効果もある

おすすめ大麦若葉を使用した青汁

以下では大麦若葉を使用したおすすめな青汁をご紹介しています。

大正製薬「ヘルスマネージ」

公式サイト:https://www.taisho-direct.jp/products/detail/HCX-01-L3F000X

特徴としては、コレステロールが気になる方の食生活の改善に役立つことからも、キレイになる美容効果が豊富というよりも健康そのものの為の青汁です。

栄養バランスの良さで注目されている大麦若葉を採用。自然豊かな九州熊本県阿蘇地方の契約農家が、農薬不使用(栽培期間中)の有機栽培で育てた大麦若葉を主に使用しているおすすめな青汁です。

サントリー「極の青汁」

公式サイト:https://www.suntory-kenko.com/supplement/main/43393/

飲料系最大手の企業ということもあり、認知度は高く長く愛用されている方も多い。土づくりからこだわった国産の大麦若葉、鹿児島県屋久島などの明日菜を使用し、大手メーカが品質を保証しているという安心感が感じとれる青汁です。迷ったらコレ!という青汁の1つです。

伊藤園「毎日1杯の青汁 まろやか豆乳ミックス」

公式サイト:https://www.itoen.jp/aojiru/

特徴としては、とにかく飲みやすく作られており、ジュースのようにゴクゴク飲めてしまうほどサッパリとしていることです。

コスパも良い青汁ということからもリピーターも多く、大麦若葉、緑茶、ケール、ブロッコリー、ほうれん草、はちみつ、豆乳の7種類の国産素材を使用している王道な青汁です。

ヤクルト「青汁のめぐり」

公式サイト:https://www.yakult-hf.co.jp/products/aojiru/aojirumeguri.html

内からキレイになるというコンセプトで作られている青汁で、特徴としては、食物繊維が多く含まれていることです。特に野菜に多く含まれる食物繊維は、胃で消化されず、腸まで届くことからも腸内環境を良くする効果があるので、便秘気味な方には特におすすめです!

おいしい大麦若葉青汁のアレンジレシピ

・青汁はどうしても苦手だ
・色々な青汁を試したけれど口に合わず継続して飲むことができなかった
・飲み物じゃなければ続けられたかもしれない

といった方は、基本的に水ではなく牛乳や豆乳に混ぜて飲まれることが勧められていますが、その他にも食べ物に混ぜ合わせて青汁感を無くす方法や、デザート感覚で摂取することができる方法が存在します。

また、大麦若葉を使った青汁をただただ水に溶かした青汁として摂取するのではなく、アレンジしたレシピも多くなってきていますので、以下ではおすすめなレシピをご紹介しています。

https://oceans-nadia.com/user/289324/recipe/398538

抹茶風味な大麦若葉を使用することで、忙しい時に便利な「おにぎり」に混ぜることでご飯などのタンパク質と一緒に栄養素を摂取することができるレシピです。

特に野菜嫌いなお子様、朝時間がない時に朝食の代わりとして食べるにはおすすめです!

https://blog.junzosen.com/recipe/oomugiwakaba-late

豆乳に混ぜ合わせることで朝の1杯に最適なデザート感もあるラテにすることで、抹茶ラテのような味わいで摂取することができるおすすめレシピです。メリットとしては非常に簡単に作れるということ、大麦若葉の特性でもある抹茶風味が更に美味しさを引き立てていることです。

大麦若葉青汁と他の青汁の違い

青汁では、大麦若葉だけではなく以下の4種類が使用されている青汁がほとんどとなっています。原料にはそれぞれの特性があり、期待できる効果も異なってきます。

・大麦若葉
・ケール
・明日葉
・桑の葉

大麦若葉の場合は、冒頭からご説明している通りビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に含んでおり、身体に必要な栄養素が全体的にバランスよく含まれていることで重宝されています。

ケール:緑黄色野菜の王様と呼ばれるほど、栄養価が高い野菜として知られており、様々なビタミン類、カルシウムやマグネシウムや鉄分などのミネラル、食物繊維、メラトニンといったホルモンも豊富に含まれていること、更には抗酸化力が他の野菜と比較しても優れています。

明日葉:古くから不老長寿の野菜として親しまれており、様々なビタミン類、カリウムやナトリウム、カルシウムといったミネラル、そして質のよいたんぱく質も含まれており、食物繊維のバランスが良いというのが特徴ですが、最大の特徴としてはカルコンやクマリンといった明日葉にしか含まれていないポリフェノール成分は、美容や健康維持に役立つ成分となっているので、女性向けの美容青汁に使用されることも多い原料となっています。

桑の葉:なんといっても桑の葉は牛乳の約24倍もあると言われているカルシウムが含まれているということ。また、桑の葉のみに含まれている「DNJ(1-デオキシノジリマイシン)」という成分は血糖値を抑える効果が期待されていることもあり、コレステロール値が気になっている人向けの青汁に使用されることも多くなっています。

まとめ

今回は青汁の原材料で使用されることが非常に多い「大麦若葉」についてご紹介しました。

大麦若葉は他の原料と比較してみても非常にバランスの良いという特徴がありましたが、特に水溶性食物繊維の大麦β-グルカンがたくさん含まれているという部分が大麦若葉を選ぶポイントの1つかもしれません。

高血圧または高コレステロール値などを気にしている人にとっては最適な原料であり、製品の中にはそういった効果をメインとした青汁もあるので、興味がある人は是非チェックしてみて下さい。

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